OUTDOOR RESEARCHのHeliumⅡジャケットをZOZOTOWNで購入
これまでの私の雨具ときたらスーパーの袋の底部分を切り抜いたものを
「オリジナルのレインウェア」と強弁しておりました。
やはり透湿性能の点で及ばない部分があるのは否めません。
冷静に考えたらノースリーブですし。
やはり時代は防水透湿のレインウェア。
そんな熱い想いを胸に秘めて、良い感じの軽量レインウェアを探しておりましたところ
ZOZOTOWNのお店でセールをやっていました。
アウトドアリサーチのヘリウムIIジャケットが
お安くなっておりましたので衝動的に注文した次第です。
注文したアウトドアリサーチ、ヘリウム2ジャケットが到着
ゾゾタウンから商品が到着しました。
信頼と実績のゾゾタウンさんです。
さっそく開封です。
Sサイズを注文しましたが、
身長173cmの痩せ型でちょい大きいかなくらいの感じです。
普段のワンサイズ下を選べば問題ないのではないでしょうか。
OR Helium2ジャケットの素材はPERTEX SHIELD
レインウェアなので、防水はもちろんですが透湿性能も重要です。
雨水は通さないが、俺の蒸気は通すのです。
定番のゴアテックスと比較しても遜色ない性能のようです。
ヘリウムジャケットの性能解説はこちらのページが詳しいです。
<素材>
撥水、通気、防風、速乾素材である"PERTEX"に防水透湿クリアラミネートメンブレンを施した2.5層 PERTEX SHIELD+ を採用しています。(2012時点ではPertex Shield DSと呼んでいましたが、2013SS以降Shield+と名称が変更しています。素材については同じものとなります。)裏地はドットプリントが施されています。従来のコーティングとは異なり、触れた感じもさらっとしていて、汗をかいてもベタつきにくくなっています。またクリアな素材のため透けていて、より軽量感があります。
PERTEX にはENDURANCE という極薄コーティングを施した撥水素材もありますが、SHIELD+が耐水圧13,000mm以上、ENDURANCEが耐水圧1,500mmと大きく異なります。強撥水のウインドジャケットならばENDURANCEでも十分でしょうが、ヘリウムIIジャケットはあくまでレインジャケットです。より高い耐水圧が必要になります(注)。
透湿についてはGORE-TEX 等の防水透湿膜の透湿データと遜色ない最低値20,000g/m2/g/24hrs(JIS L 1099 B-1)以上という数値が参考とし出ています。この 20,000g/m2/g/24hrs という数値はゴアテックスやeVentがテストしているB-1もしくはB-2法と同等の検査結果であり、ゴアテックスを上回る透湿性となります。
とくに山に登る訳ではないので、
クズニートのタウンユースには十分すぎる性能です。
タグをよく見ると、
「山岳登山用のよろいを装備しましょう」とか書いてあります。
終盤の防具屋に出てくる性能です。
Helium2ジャケットは165グラムと軽量!
山登る勢にとって携行装備品の重量はとても重要です。
ヘリウム2ジャケットも徹底して無駄をそぎ落として、
驚異の軽量化が図られてます。
ウルトラライト勢やファストパッキング勢には嬉しい
仕様で、ヘリウムジャケットは軽量レインウェアの
定番アイテムと鳴っております。
確かに、全裸の上に着ていると、あまりの軽さに
「あれ? 全裸かも!?」と錯覚するほどです。
でも安心してください。ちゃんと着てますよ。
軽量化は図られてますが、防水透湿性能はHelium1から向上しております。
アウトドアリサーチ(OR)のHelium2ジャケットはコンパクトにパッキング可能、海外旅行に便利
アウトドアウェアには重量と共にパッキングも考慮されたものが多く、
Helium2ジャケットもパッカブル仕様となっております。
パッキング状態にしてみました。
このコンパクト感はトレイルランとかやりたい人や、ファストパッキング勢には
嬉しい仕様なのではないでしょうか。
通勤・通学用の雨具としても非常に重宝する
ヘリウムジャケット。駅についたら
手のひらサイズで収納できるので持ち運びにも便利です。
サイズ感が直感的にわかりづらいように、
リボルテックダンボー・ミニを横に並べてみました。
パッキング状態にすると右下にループが付いているので
カラビナにちょいと引っ掛けたり出来ます。
細やかな配慮です。
軽量・コンパクトだから海外旅行・ノマド・ミニマリストとも相性がよい
アウトドアリサーチのヘリウムジャケットは
コンパクトで高性能なレインウェアとして
沢尻エリカさんでお馴染みのハイパーメディアクリエイター高城剛さんが
以下の著作でもおすすめしていた逸品です。
LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】
晋遊舎
売り上げランキング: 18,842
海外旅行では、雨具兼ウインドブレーカー兼防寒具として、
機内やエアコンが強いところでちょいと羽織ったりと
嵩張らないアイテムは海外旅行に携行してお役立つこと請け合いです。
アウトドアリサーチ(OR)ヘリウムジャケットと比較対象となる商品
発売当初はぶっちぎりの性能を誇っていたヘリウムジャケットも、
その後、各メーカーから似たコンセプトや同カテゴリとなる
軽量レインウエアがいろいろ発売された結果、
現在のアウトドアリサーチヘリウムジャケットは
軽量レインウェアのベンチマークとなる比較対象の位置づけといった感じです。
同価格帯の商品として比較対象となるのが、
モンベルのトレントフライヤージャケットやストームクルーザーあたりでしょうか。
アマゾンのレビューも多くて評価が高い定番商品です。
トレントフライヤージャケットは2015年にリニューアルされて
性能と価格のバランスが非常に良いと思います。
(モンベル)mont-bell トレントフライヤー ジャケット Men's
モンベルといえば、バーサライトジャケットも重量168gと
軽いので、今回候補のひとつにしましたが、
店舗で確認したら、素材の透け感が思った以上だったので、
最終的に除外しました。
軽いのは非常に魅力なのですが、あまりにペラペラで透け透け素材だと
事情を知らな人から見ると、妙に安っぽく見えてイメージ的に損かと。
ランニングやる人にはゼッケンが透けて見えるのが逆にメリットだそうです。
もし私が軽量レインウエアを持っていなかったら
今ならノースフェイスのストライクランニングジャケットを
検討すると思います。
ノースフェイス ノースフェイス THE NORTH FACE ストライクランニングジャケット Strike Running Jacket NP71580_MK 【Mens】
ハイベント®フライウェイトを使用した超軽量防水ジャケット。7デニールという極薄ナイロン地に、7ミクロンのポリウレタンラミネーションと7Dトリコットバッカーをラミネートした、135gというTHE NORTH FACE史上最軽量の3層防水ジャケットです。極薄素材でありながら耐水圧2、000mm、透湿性40、000g/m2-24h(B-1法)というハイスペックを実現。ウインドブレーカーのような使い方から悪天候が予想されるロードラン・トレイルランニングまで様々なシーンで活躍する1枚です。
ただレインウエアはあまりに
軽さを追求すると、ポケットや袖のベルクロが無いなど、
犠牲になる機能も出てきます。
その辺りは口コミやレビューを見ながら自分の利用シーンにあった
レインウェアを選んでみてはいかがでしょうか。
(モンベル)mont-bell ストームクルーザー ジャケット Men's 1128256 BLD ブルー/ダーク L