その日 人類は思い出した. お米が底をつくという恐怖を・・・
長野県阿南町 3月にして早くも2014年の受付終了
ふるさと納税ウォッチャーの優待×大家でございます。
破格のふるさと納税特典として、お米20キロの特産品をひっさげて
2013年、ふるさと納税界に彗星のごとく現れた長野県阿南町。
昨年は寄付金が1億円を越え、ちょっとした話題にもなりました。
そんな大人気の長野県阿南町に、ついにこの時が来てしまいました・・・。
「ふるさと納税」の本格的なブームがついに到来!「2000円で新米60kg」で人気の長野県阿南町は早くも2014年度の募集を締め切るほど応募殺到!|ザイスポ!|ザイ・オンライン
そんな「ふるさと納税」ブームがいよいよ本格的に到来したことを感じさせるニュースが入ってきた。 なんと、早くも2014年度の「ふるさと納税」の募集を打ち切るほど、人気が過熱している自治体が現れたのだ ...
以前このブログでも、おすすめ自治体の一つとして取り上げていました
長野県阿南町ですが、3月にして早くも2014年の受付終了を発表しております。
「早めの打ち切りはあるかも」とは思っていましたが、まさかここまで早いとは。
今回のお米系最強自治体の陥落は「アナンの悲劇」として、ふるさと納税史に深く刻まれ
後世に語り継がれることでしょう。
2014年はふるさと納税の戦いのルールが変わった年
今回の悲しいお知らせは
年初に投稿した下記の記事で懸念しておりました、
ふるさと納税特産品の争奪戦・高度な情報戦の展開が
いよいよ現実のものになったことを意味するものであります。
【ふるさと納税】ふるさと納税実践者の私が2014年注目しているおすすめ自治体 4選 | 優待大家の今日も勇往邁進!
消費税増税を控えた今! 世の人々の納税意識の向上に伴い ふるさと納税の注目度が上がり、特産品の争奪戦が勃発しかねないこの状況!! 特産品の中には季節限定のものや、 数量に限りあるものもございまして ...
年々高まるふるさと納税人気、
この2014年は戦いのルールが変わった年となりました。
ふるさと納税の流れ変わったな。
阿南町の終了を受けて、今後起こりうること
今回の終了は、株主優待でいうところの、一般信用売り禁のような事態と言えます。
今後はふるさと納税ディバイドが発生し、
ふるさと納税リアンも、
勝ち組と負け組へと
2極化が進む可能性すら有ります。
ふるさと納税をめぐる高度な情報戦が展開されれば、
阿南町を筆頭とする人気自治体は、
ふるさと納税界の「なのはブース」が如き様相を呈すでしょう。
阿南町の受付終了の報せは、本来であれば阿南町へ向かう予定であった
ふるさと納税マネーが別の自治体へ集中する事態を招くことになり、
生産能力を上回る申し込みが集中すれば、阿南町の二の舞いとなります。
一方、自治体サイドがこの状況を好機と捉えて、
空席となったお米枠の座に名乗りをあげる展開となれば、
自治体側も群雄割拠で下克上な「ふるさと納税戦国時代」に突入なのであります。
※実際に、阿南町と同率のお米60キロを特典に用意した自治体が登場しています。
参考:【ふるさと納税】阿南町終了の今、次に来るお米系自治体とは
スピード、決断、行動で立ち向かえ
消費税が8%に上がれば、節税・節約志向が高まる気運を受けて、
メディアがふるさと納税を取り上げる機会も今以上に増えることになります。
自治体が用意できる特産品は有限であり、
ふるさと納税を実践する人は
増えることはあっても、減ることは無い状況です。
かのダーウィンが言っていました通り、
生き残るためには、
強いものでも賢いものでもなく、
変化に適応できるものに成ること。
これこそが重要なのです!!