パクリ? パロディ? セブンイレブン武蔵小金井本町2丁目店のおでんポスターが五輪ロゴを想起させる
まだまだ暑いこの時期、セブンイレブンでは恒例の
おでん70円セールがはじまっている。
少しでも売上を伸ばすべくセブンイレブン各店では、
さまざまな工夫を凝らした販促を実施するなか、
とある店舗のおでん以上に"ホットな"ポスターの存在が
ネットで話題となっている。
東京オリンピックエンブレムそっくり?! なおでんPOPが登場
おでん販促の一環で、店舗オリジナルポップを製作した
セブンイレブン武蔵小金井本町2丁目店。
人気のおでん具材をデザイン要素として配置したものだが、
今話題の佐野氏がデザインしたオリンピックロゴとよく似ている。
もしかしたら、
要素は同じものがあるが、デザインに対する考え方が違うので、まったく似ていない
ものなのかもしれない。
筆者はデザインの素人のため、判断がつかないところだ。
オリンピック大会組織委員会の見解は?
独自ポップの店舗掲出にあたり同店では、
あらかじめ東京オリンピック大会組織委員会に確認を実施、
以下の回答を得ている。
残念ながら、同店のポップは東京オリンピックのエンブレムを
模倣しているという判断があったため、
デザイン案は没となってしまったようだ。
ベルギーの劇場関係者が見たら、はたしてどのように思うのだろうか。
ピンチをチャンスに変える、起死回生のデザイン案がこれだ
あえなく使用差止めとなったものの、タダでは転ばない同店では、
すかさず第二弾のデザインを作成。
作成したポップは、トートバッグの上にちくわを回転させた画像を配した
スタイリッシュなデザインとなっている。
今度は権利上の問題もクリアしたようで、
実際に店舗での掲出もされている。
パクリ、パロディ、風刺の線引は難しい問題
とても風刺の効いたパロディで
パクリとは一線を画する作品であると感じたこのポスター。
読者諸氏はどのようにお感じだろうか。
オーナーは監修のみで、デザイン実務はバイトがやっていた可能性も否定出来ないため
会見が待たれるところである。
お近くの方は、店舗に足をはこんで
おでんを買いながら、真相を確かめてみてはいかがだろうか。
余談であるが、筆者は普段は餅巾着とウィンナーが好きだが
セールの時は牛串も買うようにしている。