ブロガーの祭典、ブロガーフェスティバルに初参加
ブロガーフェスティバル2015に行ってきました。
会場にはWEB業界の有名人や一流ブロガーが跋扈しており
私のような泡沫五流糞ブロガーは、
ブログニックオーラで蒸発してしまうのではないかと
ドキドキしていましたが、「これからブログをやりたい！」
といった方でも参加できる大変フレンドリーなイベントなのです。
ブロガーフェスティバルは「フェス」の名の通り
会場内にある３つのステージが同時進行していて
その中から興味深いテーマを選ぶかたちになっとります。
元LIG編集長、朽木さんのステージをセレクト
できることなら全部のステージを聞きたいところですが、
迷った結果、一発目のステージは
元LIG編集長で現ノオトのライターでいらっしゃる朽木誠一郎さんのステージを選択。
ヒット記事を連発する凄腕ライターさんです。
Q.ブロガーとライターって、どう違うの？
A.「違いはない」
どちらも物を書く存在というのが朽木さんの考え方。
ブロガーとライターの間にはひょっとしたら対立構造があるのでは
と思う方は認識を改めていただきたい次第です。
ライターはブロガーを包含する概念。
ライターは記者よりで、ブロガーはコラムニストよりとも。
「メディアはモビルスーツ」by朽木誠一郎
「メディアは身体の拡張である」byマーシャル・マクルーハン
という名言があるそうです。
それに倣って２１世紀に生まれた名言が
「メディアはモビルスーツ」by朽木誠一郎
です。
メディアという媒体を介することで
本来の自分以上の発言力を得た状態になると。
エヴァ初号機が渚カヲル君握った状態のような感じ。
それ故、その取り扱いには細心の注意が必要なのです。
ライターほど素敵な商売はない
原価０円、在庫リスクなしではじめられる仕事
それがライターです。
「２０年後もライターを続けていること」
が朽木さんの目標です。
朽木さんに質問をしてみた
趣味でやるブロガーと違い職業ライターである以上、
「時にはまったく興味関心が持てない分野の記事を
執筆することもあるのでは」と思い
質疑応答タイムに
「自分が興味が持てない執筆案件について取り組み方」
といった質問をさせていただきました。
（要領を得ない質問だったかと思います）
朽木さんからは
「自分のストライクゾーン以外でも打ち返せるのがライターとしての真価」
と刺さる回答を頂きました。
執筆がライターの仕事と思いがちですが、
前段階のリサーチや取材にかかる工数も計算しておかないと
正味の時給としてどうなのよということに。
逆に自分が興味ある、今後のキャリアにプラスになるような
仕事であれば多少度外視で受けておいた方が良い。
ということでもあります。
編プロを通してライターの仕事をさせて頂く
機会があった私にとって学ぶべき点のある
有意義なステージでした。
朽木さん、楽待にも記事書いていた。
ステージ上では「さして興味のない不動産投資についても執筆してます」
といったお話があったので調べてみると
「楽待」でもいろいろ記事を書かれています。
しかも骨太なやつですよ。
丸腰で識者にインタビューできるもんじゃないので
事前にある程度リサーチしているわけでして
守備範囲広すぎと思いました。
余談ですが楽待にはワタクシのインタビューも載っておりまして
インタビューされる側でなくインタビューする側も目指したいものです。
