プロブロガーに学ぶ、個人ブロガーがPV以外の基準を持つ重要性
先日、電通本社ビルで開催されたiwire(インフルエンサーワイヤー)のブロガーミーティングに参加しました。
テーマは「ストック型コンテンツとしてのブログ」となっております。
SNSでバイラル的な、フローでオラオラ言わせるのがアツい？ なか、
ここはひとつ、ストック型の底力を再評価しましょうぞ。
クライアント企業におかれましては、一過性ではなく継続したアクセスが見込める
オウンドメディアに興味津々のようでございます。
当事者ではいじれない切り口に、消費者が求めている情報があったりするので
ブロガーが一役買える部分があるのではと思います。
ブロガーミーティングは質問タイムへ
iwireは、リリースを出しているライター陣に加えて、
外部編集委員にネタフルのコグレマサトさんをはじめ、
プロブロガー、アルファブロガーが名を連ねています。
今回のミーティングに参加しているブロガーさんも実力派多数なので
ブログに対する考え方や、ブログ論を伺うのにまたとない
勉強の機会でもあります。
そんなこんなで質問タイム。
まさか採用されるとは思ってなかったので、ずいぶんふわっとした質問投げてます。
頭の悪い子の質問です。
これにはプロブロガーも苦笑いです。
「時代背景の良さもあった」との前置きのうえ
ブロガーのマネタイズ手法が十分に確立されていないような時代から
ブログを継続してきて、膨大な記事数のストックは
ボディブローのごとく効いています。
好きで書いてきたからこその蓄積でもあります。
私のような後発ブロガーは愚直にストックを作っていくにしても、
なかなか到達できる域ではありませぬ。
ブロガーはPV以外の基準を持っておくべき
ところでこの「PV」。
ブログの物差しとしてPVをあげる人、私も含めて多いと思いますが、
本当にPVが欲しいのであれば、
かわいい子猫動画を紹介するブログでも運営すればいいという話になるので
「PVを得た上でどうしたいのか」というビジョンも必要です。
そうでもしないと、近い将来キュレーションメディアやバイラルメディアに、
PVを奪われまくる状況が到来すると、心折れかねません。
情報を届けたい人に届いていればよい。
ブランディングが出来ていればよい。
自身のハンドル名やサイト名で検索して訪問する人の割合
を指標としているという意見もありました。
「PVは均質ではない」ことに気付いて呪縛から解き放たれるのです。
パーソナルメディアとして「個」を、うまい感じで打ち出したブログ運営が
キュレーションメディアやバイラルメディアとの差別化になるんじゃないですかね。
インフルエンサーワイヤーの自由度の高さ
さて、そんなインフルエンサーワイヤーですが、
「フジパンの商品を紹介する時にヤマパンの事書いてもOKよ」
という懐の深さがあります。
クライアントが存在することを考えれば、結構凄いことです。
この懐の深さと、イベントやサンプルで記事を書くフックを増やすことで
今後さらに面白い方向に飛躍することを期待です。
ライターが個性をもっと出してもいいのではと個人的には思います。
