ヤマト運輸の物流最前線! 羽田クロノゲートを社会科見学
京急「穴守稲荷駅」を降りて歩くこと数分。
ヤマト運輸の超最新鋭物流拠点、「羽田クロノゲートセンター」
にやってまいりました。
羽田クロノゲート、近未来感が半端ない建物です。
人類再興の砦になりそうな感じです。
建物内にはウォークスルー号初号機が展示されてました。
建物の模型。
広大な敷地が広がっております。
敷地面積東京ドーム2個分です。
今日はここ「クロノゲート」をクロネコアンバサダーとして
見学を行います!
そのために先日の新宿駅のイベントでゲットした
クロネコTシャツを着てやってまいりました。
正装です。
ちなみに見学コースは撮影禁止です。
1時間で4万8千個の荷物を捌いていた!
中は超時空物流拠点となっておりました。
クロスベルトソーターが凄いです。
荷物の大きさごとにベルトが分かれていてスピードがそれぞれ異なるんですよ。
ほんで荷物のバーコードを自動スキャンして全国各地の送り先ごとに
振り分けがされています。
1時間に4万8千個の荷物を捌く処理能力があります。
従来の2倍の処理能力だそうです。
2倍のエネルギーゲインとか完全に主人公機です。
キーワードは「付加価値」。バリューネットワーキング構想とは
クロノゲートの3Fから7Fは「付加価値機能エリア」と呼ばれていて
白衣を着たスタッフが医療器具の洗浄とメンテナンスをした後、
ダイレクトで病院に届けたり、
壊れた家電を回収したらメーカーの工場には送らず
クロノゲートで修理してそのままご家庭にお届けしたり、
オンデマンド印刷したりと
もはやただの物流企業の枠に収まらなくなっているのであります。
これこそがヤマト運輸の「バリューネットワーキング構想」
末恐ろしい企業よ。
僕のボキャブラリーではクロノゲートの凄さを表現できないレベルなので
ぜひその目でご確認ください。
クロノゲートの見学は無料で出来ます。
宅急便コンパクトの説明とグループワークへ
場所が変わって会議室へ。
クロネコアンバサダーとしてヤマト運輸の新サービス
「宅急便コンパクト」のグループワークをします。
京都の嵐山電鉄。
電車がヤマト便になっている!
路線バスが荷物と人を同時に載せることで
過疎地での運行に可能性を見出してる!(客貨混載)
ちっちゃいものを送るなら「宅急便コンパクト」
誕生の背景には利用者ニーズの変化がありました。
かつては実家からの仕送りなどで利用されていた宅急便が
近年はネットオークションやフリマアプリの商品のやりとりで利用されていると。
ならば、「ちっちゃいものに特化を」と産まれたのが「宅急便コンパクト」なのです。
没になったパッケージ案たち。
ちなみにこのデザインが決定稿です。
宅急便コンパクトの広島ご当地ボックスも登場
宅急便コンパクトは一風変わった使われ方もしてます。
こちら広島限定のご当地ボックス
どんな使われ方されているのか? というと
お土産物屋でバラ売りしているもみじ饅頭を買って
色々詰めてアソートにしているのであります!
自分のお好みでいろいろなモノをチョイスできるし
帰りの荷物にならないしでナイスアイデアです。
宅急便コンパクトのパッケージ改良について議論
続いて様々なパターンのパッケージが登場。
その使い勝手や改善点について
ヤマト運輸の担当さんとディスカッションします。
気になるポイントはマジックで箱に書き込んでいきます。
1919年に創業し、間もなく100周年を迎えるヤマト運輸ですが
こういった形で利用者との意見交換をするのは初の試みとのことでした。
最後に美味しいドーナツをおみやげに頂きました。
クロノゲートに併設されている人気カフェ
「スワンベーカリー」のドーナツです。
障がい者の方が自立して働く場となっている
スワンベーカリーはヤマト運輸のグループ企業なのです。