さわかみファンド、澤上篤人の話を聞くよ
さわかみのおっちゃんの話が聞けるイベントがあるので行ってきました。
こちらのイベントは作家の星野陽子さんを中心に運営している
オンラインサロンが開催したもので、今回は非会員でも参加可能でした(無料)。
<1年限定>見つけよう!自分に合った、経済的に自立する道 - Synapse(シナプス)
YYMオンラインサロンでは経済的な自立をテーマに一年限定で運営されていて
オンでもオフでも色々なイベントが企画されています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
さわかみファンドの経営理念。
小冊子もらいました。勉強します。
さわかみのおっちゃんの話。メモ。
・生活者として生活ベースで長期投資銘柄を見つければ良い。
・銭ゲバになってはいけない。
機関投資家も個人投資家もみんな銭ゲバ。
輩が集まるマーケットで自分だけ出し抜けるなどと思わない
・企業には2種類ある
利益だけを追求する企業
儲ればなんでもやる
社会に還元する企業
理念があり、良い商品やサービスを作っている。
生活者として応援するなら後者の企業。
そういう企業を応援するつもりで投資する。
数字上では派手に利益が出ていないので
応援していかないと、銭ゲバに経営権が奪われてしまう。
志のある企業を支えることが生活防衛でもある。
リターンとは「戻る」という意味。稼ぐ儲けるということではない。
良い会社とは、どうやって利益を出しているのかを見極める。
良い会社はしっかり雇用を増やしている。
悪い会社はリストラで一時的に利益をあげているだけ。
経済とは生活である。
だから経済を学ぶ必要はない。
霞を食ってるわけじゃないから生活は企業の生産によって支えられている。
消費で応援&投資で応援していけばいい。
マーケットとは距離を取る。
遠くから「おう、買ってるな。おう、売ってるな」
と眺めている。
にわか応援団が登場したときは、そいつらに応援を任せる。
つまり売りどき。
企業の本質が変わらない限り
株価が下がっても気にならない。
人口が減る日本で株買って大丈夫なの?
→人口減少は年率にして0.4%。
だまって貧しくなる人はいないので、
何かしらの抵抗をする。
良い会社の見つけ方。
1日の終りにさっぱりした気分で
3色ボールペンを使って
毎日お世話になっている企業をリストアップしていく。
わからないものには投資しない。
成長産業には投資しない。
覇者がコロコロ変わるから。
例:ネット産業
ヤフー・マイクロソフトの時代からGoogle・Appleに変わっている。
「水」「エネルギー」「食料」にテーマを絞って40年追いかけている。
燃料電池が普及すると分散電源が実現。
送電網はもういらなくなる。
日本円で銀行に預けておけば安心なのか?
預金保護機構が準備しているお金は数兆円レベル。
数百兆円ある預金を一斉に引き出したら到底足りない。
今は金利が低くて、債券が評価されている。
あと10年で金利上昇が起こるから見てみな。
50年ぶりのグレートシフトによって大規模な資金移動が起こる。
常に価値のある物にお金を変えておくこと。
今まで水風呂に入っていた人がお湯のお風呂を知ってしまったら、
もう水風呂には戻れない。
世界人口は増えているし、経済は成長し続ける。
さわかみのおっちゃんの話を聞いた感想
哲学とか信念のレベルで
徹頭徹尾ポリシーを貫いていると思いました。
これこそが長期投資です。
銘柄分散してるのはダメ。
せいぜい3、4銘柄に絞るべきとも言われました。