全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦 in スポーツランドSUGO ヤマハチームを応援
バイクレースには3種類ございまして、ロードレース、モトクロス、トライアルがあります。
私、ロードレースをツインリンクもてぎで観戦したのが
人生初の生で見たモータースポーツでした。
今回ヤマハ発動機株式会社広報さんからお声がけいただきまして
日本最高峰のモトクロスレース「全日本モトクロス選手権」観戦ツアーに
参加させて頂くことになりました。
「ヤマハのコピペ」記事でおなじみの、広報の岩崎さんと加藤さんもイベント参加してました。
「YAMAHAのコピペ」ってどこまで本当なの? ヤマハ本社に聞いてきた
はじめてのモトクロスレース観戦。
土くれが飛んできそうな位置からで迫力のあるレースを
観戦できて、選手のファンサービスが神ってるので
ファンとの距離感がすごく近いです。
エキサイトバイクの知識しかない私でもエンジョイできました。
モトクロスファンの方を見てるとアウトドアイベント感覚で
足を運んでいる方も多い様子でした。
レース当日の様子をレポートします。
レース会場はスポーツランドSUGO 仙台から貸し切りバスで
集合場所は仙台駅です。大都会です。
まったくの余談ですが、仙台といえば
アニメ「くまみこ」で田舎者に石を投げる都市として描写され
物議を醸したことでお馴染みです。
『くまみこ』12話(最終回)感想 仙台の人石投げてくる被害妄想wwwwwまちは考えることをやめたBADEND・・・ : サブカルート
仙台駅から貸切バスに揺られて小一時間かからず
スポーツランドSUGOに到着となります。
車中で観戦チケットとパスケースを頂きました。
スポーツランドSUGOは全てのレース開催に対応できるレースの聖地
前述したように、ひとくちにバイクレースといっても、ロード、モトクロス、トライアルの
3種類あるのですが、スポーツランドSUGOは国際公認レーシングコースと
国際公認モトクロスコースとトライアルフィールドがあるので、
国内で唯一あらゆるレースイベントを開催できるレース場なのです。
ホームストレートの勾配は10度あって、
レーサーからは空しか見えない角度なのだとか。
各種テストや開発でも使われています。
スポーツランドSUGOのコントロールタワーを見学
コントロールルーム。モニターの数が多い!
写真判定は1000分の1秒の精度で行われている。
それでもきわどい判定の時は、定規を使って、アナログに
人間が判定することもある。
VIPルームからサーキットを見たところ。会長がご覧になるアングルです。
スポーツランドSUGOでの昼食は敷地内のレストランで
新しい建物で、清潔感があってオシャレな印象です。
定食、カレー、麺類などがあります。
食券を買ってセルフサービス方式です。
せっかくの仙台なので、皆で牛タンカレーを頂きました。
程よいスパイシーさで美味しい。
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モトクロスレース観戦の注目選手はこちら
今回もくそニワカの私にもよくわかるように
ヤマハのMS(モータースポーツ)戦略部、堀江さんから
レースの見どころや注目選手を教えて頂き予習します。
「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」は国内最高峰のIA1に参戦。
平田優選手はエースライダーとして活躍中。
「YAMALUBE RACING TEAM」は若手中心のIA2に参加。
渡辺祐介選手は若手のホープです。
ヤマハの三原選手は残念ながら、ケガのためレース欠場中。
1日も早い復帰をお祈りします。
大迫力のモトクロスレースを観戦
昼食後はバスで移動してモトクロスコースへ。
コースへ向かう途中には各チームのブースがあります。
この後レースに出場する平田優選手のマシン。
平田選手は精神統一に集中してました。
ブースからさらに歩いて到着したのがモトクロスのレース場。
ひらけている感じなのでロードと違ってレースの局面をいろいろ見渡せる感じです。
ロードレースを生で観戦するとどうしても見える範囲が限られるので。
写真じゃそうでもないかもですが、この急勾配はそそり立つ感じでして、
レースの見どころのひとつ。
モトクロスレースのスタートは横並びで一斉に始まります。
コースの頂のあたりが通称「ブラボーポイント」と呼ばれる
絶好のレース観戦スポットになっています。
ブラボーポイントからレースを観戦すると
ぴょんぴょんバイクが飛んでいくのが見られます。
エキサイトバイクのごとしです。
バイクってこんなに飛べるんだ。
ジャンプのショックを吸収できるようにサスペンションが長くなっているそうです。
なんの工夫もせず、Phoneで撮影してこの距離感なので
すごく臨場感があります。
モトクロスの観戦スタイルを見てみますと
アウトドアでよく見る4輪キャリーを持ってきてたり
折りたたみチェアやテーブルを展開している人もいて
アウトドア好きな方と相性が良さそうでした。
売店でビールや焼きそば、牛串などが売ってるので
思い思いのスタイルで楽しんでました。
フェスみがありますね。
ヤマハチーム大健闘! 2位に入賞
レースの結果はスマホでも簡単にわかるのが
便利な時代ですね。
渡辺選手の「YAMALUBE RACING TEAM」
平田選手の「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」
どちらも大健闘でした。
IA2では渡辺選手が2位に入賞。
超僅差だったので一位が十分狙えるレース運びでした。
IA1クラスでは平田優選手が2位に入賞。
ホンダの海外参戦選手が異次元の走りでぶっちぎってたものの
平田選手は日本人トップの走りで食らいついて、見事2位につけました。
IA1クラスの表彰式の様子です。
余裕でシャンパンがかかる位置で表彰式が見られますよ。
レース直後でお疲れにも関わらず、ファンサービス。
神対応してます。この選手とファンの近さが良いですね。
渡辺選手はツアー参加者との記念撮影にも対応して頂いたうえに
#jmx #sugo 今日はモトクロス、ヤマハチームをブロガーの皆さんに取材いただきました。ありがとうございました。写真は渡辺選手と記念撮影! モトクロス、レースの素晴らしさをいっぱい広げてください! pic.twitter.com/gWli03RRpJ
— ヤマハ発動機レース情報 (@yamaha_race) 2016年10月23日
渡辺選手の直筆サイン入りポスターもいただきました。
レース前に書いてくれたそうです。
モトクロスレースを観戦した感想
モトクロスは「マシン3割、メンタル7割」のスポーツと
言われていて、乗り手の技量や判断が勝負の結果に
かなり影響するそうです。
ロードレースを観戦すると、最適なコース取りは
みんな一致してる感じで、「これぞ最適解」なところがありましたが、
モトクロスの場合、選手によってコース取りが
結構変わってるくのが面白いところです。
抜きつ抜かれつが発生しやすいというか、けっこう順位が変動するので
見る方も手に汗握ります。
女性やキッズのモトクロスライダーも結構多くて
競技人口の裾野は広いモータースポーツです。
アウトドアイベント感覚で観戦してみてはいかがでしょうか。