サッポロ一番グリーンプレミアムゼロをイベントで試食。ノンオイルスープが美味しくさっぱり頂ける袋麺。
人間が美味しさを感じる要素で大きいのが「油脂」の存在です。
極論すれば油=うめぇであり、
安いバニラアイスに牛脂を混ぜると美味しくなる。
なんて裏技もあるくらいです。
それ故、うまさの源である油を封印して
美味しいインスタントラーメンスープを作るのは
とても困難だとされて来ました。。
サッポロ一番の新商品試食イベントに参加
ここ数年でめざましい進化をしている袋麺ジャンル。
袋麺の雄、「サッポロ一番」を擁するサンヨー食品が
新商品を発売するとのことで試食イベントに参加しました。
サッポロ一番は発売から半世紀にわたって今も売れ続ける
超ロングセラー商品です。
ニートの僕のお昼ごはんとしてもおなじみです。
サッポロ一番グリーンプレミアムゼロのすごいところ
業界初のゼロコンセプト袋麺。
中高年層や健康志向の人にも手にとってもらえるようにと。
初見だとビールかと思うレベルです。
真のノンフライ麺は意外と少ない。
熱風で乾燥さえすればノンフライ麺を名乗れるので
実際には油脂を使って熱風で乾燥させた
ノンフライ麺もあるそうです。
くわしくは原材料を確認しましょう。
ダシのうまみで課題を克服したノンオイルスープ
インスタントラーメンスープの旨味は油脂による部分が大きいため、
ノンオイルかつ美味しいラーメンスープを実現するのは
技術的に難しいとされてきました(まずいノンオイルスープなら作れる)。
サンヨー食品ではだしの旨味を引き出したスープを開発することで
ヘルシーで美味しい、サッポロ一番グリーンプレミアムゼロが実現させています。
しょうゆ味ではアゴだし、地鶏だし、重ね仕込み醤油本懐石をブレンド。
海鮮味ではホタテと昆布と藻塩をブレンドしています。
ノンオイルスープ故に、食べ終わったあとのスープに浮かぶ油を
箸でつなげて一つのかたまりにする娯楽ができなくなっています。
それくらいヘルシーです。
具材の力を借りずとも麺とスープだけで勝負できる
新商品の自信はパッケージ写真からも伺えます。
トッピング具材は最小限かつシンプルにして
麺とスープが主役になっています。
「♪白菜 しいたけ にーんじん 季節のお野菜 いかがです?」
と、我々に季節のお野菜トッピングを提案し続けたあのサッポロ一番が
トッピングをおすすめしてこないのです!
サッポロ一番グリーンプレミアムゼロを実食! おすすめは海鮮味
新商品発表後はいよいよ試食です。
撮影用とは別に小鉢に取り分けたものを頂きます。
正直ヘルシーさを追求した結果、味を置き去りにしている商品なんて
世の中履いて捨てるレベルでありますからね。
このへんサッポロ一番はいかがなもんなんでしょうかね。
まずは王道のしょうゆ味から。
おてもとは、サッポロ一番の商談時に使われているとのこと。
さっぱり系と相性の良い大葉のトッピングでいただきます。
近年の「袋麺だけどプリプリ食感」にプラスして、ダシの旨味を感じるスープがあわさっています!
これはいい。
3種類試食した中でイチオシなのが海鮮味です。
このギラギラしてない澄んだスープを見てください。
ギラつき感が無さ過ぎて社会学者が見たら草食系に分類するレベルです。
さっぱりしていながら、ホタテと昆布の旨味がある。
袋麺でこの海鮮味を表現できるのか! と驚きました。
袋麺の認識を改めるレベルです。
美味しさがヘルシーとトレードオフの関係にございません!
あのサッポロ一番が伝統の「塩味」でなく、
あえての「海鮮」と名乗っている時点で意気込みを感じます。
この感じ、いい意味での意識高い系ラーメンです。
勝手に言わせてもらうならば、サードウェーブ系袋麺です。
こちらは鴨だしうどんになります。
サッポロ一番グリーンプレミアムゼロは9月14日から発売
ラインナップは醤油ラーメン、海鮮ラーメン、鴨だしうどんの3種類です。
プレミアムを冠していますが、お値段的には普通のサッポロ一番と
同じ価格帯になります。
僕も20日のウェルシアTポイント1.5倍祭りの日にTポイント使って
サッポロ一番グリーンプレミアムゼロ海鮮味を買いたいと思います。