話題のCtoCスペースマッチングは第三の客付けツールになるか
ブロガー支援プログラムのインフルエンサーワイヤー（iWire） さんで
部屋を貸したい人と、泊まりたい人をマッチングさせる
最近話題のCtoCサービス「Airbnb」を取り上げてました。
海外からのお客様に、自宅（物件）の空いている1室を
自分で設定した料金で宿泊スペースとして提供する
と言った具合のマッチングサービスです。
Airbnbなら不人気の和室でも付加価値になる
海外からの観光客がメインターゲットですので
万国共通のありきたりなホテルルームよりも
畳やコタツがある和室部屋がクールと評価される可能性があります。
折り鶴を置いておもてなしの心を伝えるなど差別化の余地も大いにあります。
賃貸物件として不人気な和室が、Airbnbならスーペリアルームになるかもしれません。
ならなかったらすいません。
さすがに和式便器は厳しいでしょうか。
サービスは細切れになればなるほど高単価！
経費削減の折、ビジネスマンの出張も、
短期間ならビジネスホテルに宿泊、
ある程度の期間になるとウィークリーマンション
さらに長期間であればマンスリーマンションが宿泊先の選択肢になる
なんていう企業もあるんじゃはないでしょうか。
一般的に、細かく売られる商品・サービスは得てして
高い単価が設定される傾向にございます。
ホールのケーキとくらべて１ピースは割高ですし、
年間購読とくらべて雑誌を毎月買うのは割高ですし
2リットルペットボトルに比べて500ミリペットボトルは割高です。
一日2時間のアルバイトを雇おうと思ったら、すこし高めの時給設定でないと
人は集まりにくいでしょう。
これは、空間を提供するビジネスも例外ではありませんので
日割りで部屋を貸し出すAirbnbもニーズを見事に捉えた
部屋であれば高い収益をあげる可能性大です！
アーリーアダプターはすでに実践中！
非常に注目なCtoCスペースマッチングサービスの
Airbnbですが、
アンテナ張っている方はすでに実践して
荒稼ぎ（？）されてるようであります。
スマホアプリを駆使して年間250万円を荒稼ぎ!? | 日刊SPA!
ロケーションが重要だと思い、六本木のマンションを契約。Airbnbに登録したところ、すぐさま予約が殺到したという。 「宿泊料はホストが決めますが、立地の相場があります。六本木は外国人に人気なので、一 ...
SPAの記事によりますと、六本木の立地が大人気なようですので、
都内ターミナル駅や浅草なんかも需要がありそうです。
シェアハウスオーナーのかたもマッチングしやすいんじゃないでしょうか。
実際に空室を運用するには、
チェックイン・チェックアウトのオペレーションを
遠隔でどうするか
といった課題はありそうですが
実際の運用については以下の記事も参考になりそうです。
他人へ貸すために不動産を購入。「Airbnb」を使って1年間運用した私が学んだこと : ライフハッカー［日本版］
残念ながら優待×大家さん物件は五流立地のためお呼びじゃないものの、
日本の賃貸物件の客付けに一石を投じる可能性を秘めたサービスであります。
あ、旅館業法との兼ね合いとかは知りません。
これはきっと専門家の方が、どこかで解説してくれるに違いありません。
京都がホームの廃墟不動産投資家さん、
Airbnbいかがでしょうか。
