お金をかけずに青色申告特別控除65万を受けるなら、クラウド会計ソフトが使えそう
不動産所得を始めとする、給与収入以外の副収入がある方。
サラリーマン大家あるいは、個人事業主、自営業、フリーランスの方、
確定申告時に、青色申告による65万円の控除を受けてますでしょうか。
65万という額の控除は、メリットが非常に大きく
このために白色申告から青色申告に切り替える価値は十分にあります。
とはいえ、私クラスの低能ですと複式簿記の概念が理解できず、
簿記3級に挫折するありさまなので
泣きながら税理士先生に報酬をお支払いして
お願いすることになります。
簿記や仕分けが得意な方であっても、弥生会計の導入といった
環境への投資が必要となりましょう。
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そんな中、最近注目されているのが
無料で使えるという触れ込みの
クラウド会計ソフトのfreeeです。
白色でも記帳必須の時代なら最初から青色申告で
これまでは、白色は記帳義務が無く事務処理が簡単。
だけど控除がなし。
青色申告は記帳が大変だけど、
控除のメリット大。
といった住み分けがなされてましたが、
今となっては白色申告であっても記帳が義務化されており
そのような分類は過去のものとなっております。
白色申告者の記帳義務化とは｜記帳代行全国対応！【一律8,500円(税抜)】会計事務所を探すなら！決算申告も対応！
今回の税法改正により、記帳・帳簿等保存義務が、 2014年（平成26年）1月からは、 すべての白色申告者にこの“記帳・帳簿等の保管”が義務付けられるようになりました。 つまり、2014年度分から記帳 ...
これまで白色申告されていた方でも
「どのみち記帳がいるなら青色申告をするべ。」
と青色申告へのチャレンジを思い立つ方もいるでしょう。
そんな時、無料で利用できるfreeeをとりあえず試して、
「ダメだな」と思った時は、私のように泣きながら税理士に依頼する。
というやり方で進めても今ならまだ遅くはありません。
記帳代行レベルの税理士は失業の危機？
こういったクラウドソフトの普及や
単純作業はクラウドソーシングにアウトソースする流れが
加速すると、記帳代行程度のサービスは間違いなく
その余波を受けることに。
事務作業を肩代わりするのではなく、
付加価値をもたらす提案をクライアントに
行っていかねば顧客が流出していくことは
想像に難くありません。
逆に見れば、クラウド会計ソフトの普及が
税理士サービスの底上げに繋がる側面があるとも言えます。
機能面では弥生会計に一日の長あり
気になるのがfreeeの機能や評判ですが、
ざっとWebを見渡してみますと、
やはり、「弥生会計」のような老舗のクライアントインストール型の
パッケージ会計ソフトと比べるとまだまだ機能的に見劣る部分があるようです。
不動産賃貸業は科目やお金の流れが非常にシンプルなので
そこまで問題ないかもしれませんが、
複雑な事業をやっている方や、弥生会計を高度に使いこなしている人には
物足りない部分があると思ったほうがよいでしょう。
Macユーザーにはfreeeは有力な選択肢
Macをメインで使っている方は
会計ソフト選びで苦労されている方も多いと思います。
主要な会計ソフトはWindowsユーザーをターゲットにしていて
そのため仮想Windows環境を作って会計ソフトをインストールする
といった、煩雑な手順を踏んだ方もいるのでは。
そんなMacユーザーにとって、Webアプリケーションである
freeeはブラウザがあればOKなので、
会計ソフト難民の有力な選択肢になるのではないでしょうか。
