gooの日光観光ガイドアプリは地域活性化の鍵となるか
中国の大型連休である国慶節を迎え、
日本各地の観光地にはたくさんの中国人観光客が訪れています。
今や観光地ガイドは英語対応があたりまえ、
さらに中・韓・マルチリンガルまで求められる時代です。
しかしながら、日本を代表する観光地でも
なかなか整備が追いついていないのが実情。
そこでビーコンとスマホアプリなんですよ。
東武日光駅にやってまいりました。
今日はgooアンバサダーとして、
10月1日にリリースされた新アプリを使った
観光地における地域活性化の実証実験に楽しく参加するのです。
gooの新アプリ「日光ガイド powered by goo」の
発表会場となった瀟洒な洋館「明治の館」。
石積みで外壁を作っている素敵な館です。
中にガチのメイドさんがいます。
#welovegoo 優待大家さん(@yuutaiooya)が投稿した写真 -
gooの海老原氏(コードネーム:エビ―コン)より新アプリの発表が。
「日光ガイド powered by goo」とは 日光エリア全域113箇所に
設置されたデバイスが発信する ビーコンをスマホでキャッチして
観光ガイド情報をプッシュ通知してもらうサービスです。
ビーコンの電波強度は任意に調整可能(最大50m)で
スマホのBluetoothをオンにして使用します。
応用として観光地のレンタル用の一眼レフに
ビーコンデバイスを付けておけば
スマホと距離が離れたらアラートが出て紛失防止に役立ったりします。
百聞は一見にしかずですので、 さっそく アプリ「日光ガイド」をインストール。
初期設定はニックネームだけなので 登録簡単です。
アプリを利用した後の感想としては ここで
「どこ出身。どこから来ました」の
情報をもらっておいてもいいかなと思いました。
明治の館から移動して、
天海大僧正ゆかりのお寺、日光輪王寺へ。
世界遺産にも登録されている輪王寺の中里住職からお話を伺います。
お寺のリソースだけで増加する外国人観光客へ
マルチリンガルの案内をするのは厳しいのが実情とのことで
日本語のほか、英語・中国語・韓国語の4ヶ国語に対応している
gooアプリへ期待は大きいそうです。
それではgooさんからもらった旅のしおりとビーコンマップと
アプリをたよりにして日光観光を楽しんでみたいと思います。
小学校の修学旅行以来、25年ぶりの日光です。
苔が良い感じの石灯籠
東照宮の「想像の像」
見猿言わ猿聞か猿。
眠り猫
東照宮奥にある長い石段を上がっていくと
将軍だけが参拝を許された社殿に。
東武鉄道もない時代に江戸から日光までやって来るとかすごいよね。
こんな感じで日光散策していると、時折俺のスマホがブルリンコして
プッシュ通知が届いたことを知らせてくれます。
観光情報が届いているので日光への理解が深まります。
観光スポットをうっかりスルーすることがないのがいいですね。
東照宮と足場のコンビネーション。
鳴龍を参拝します。
ビーコンが設置された観光スポットでは
口コミ投稿も出来るようになっています。
先達がどんな見どころを見ているのか、
注意するポイントなどをコメントしておけます。
なんとなくマリオメーカーのコメント感があります。
観光地に置いてある落書きノートのスマホ版といったところで
「どこから来た人なのか」情報が貯まっていくと面白いかなあと思いました。
それと観光地には電波状況がよくない場所もまだまだあるわけで
ローカルに書き溜めておいて、電波が繋がったら一気にアップできると
いいなあ。
ところ変わって輪王寺。仏像は撮影禁止でしたが
輪王寺修復の様子を見学できました。
優待大家さん(@yuutaiooya)が投稿した写真 -
古い木と新しい木。
古い木と新しい木 #nikkogoo #日光 #輪王寺 優待大家さん(@yuutaiooya)が投稿した写真 -
パーツも置いてありました。
「お寺が建っている様子はいつでも見られるが、直しているのは100年に一度しか見れない」
なんて話もございますので貴重でございます。
お寺を7階建ての足場で完全に囲っています。
下を見るとエヴァ初号機がいそうな感じになっています。
日光の老舗和菓子店、湯沢屋茶寮で休憩
喫茶メニューは終わっていたので
名物のおまんじゅうでエネルギー補給。
できたてでうまい!
これから口コミやコメントがストックされていけば、
桜のシーズン、紅葉シーズン、雪景色や夜景といった
自分が体験できなかったシーズンの様子と
リアルなコメントを一度に知ることが出来て
観光地での体験価値を数倍に引き上げる可能性を感じます。
みなさんも日光にお越しの際はgooの観光アプリを
スマホに入れてみてはいかがでしょうか。
おまけの日光での写真。
午後は雨模様だったので
発表会場へ向かう途中で撮りました。