メイプル超合金はバイク芸人になれるのか? 歴代最年長仮面ライダー、細川茂樹がヤマハのトリシティと共にバイクの魅力をプレゼン。
ヤマハの調査によりますと、過去にバイクに乗っていた、
あるいはバイクに興味のある層が実は潜在的に多いことが判明し、
「こうしちゃいらんめぇ」と全国にいる
「本当はバイクに乗りたいんだけども、何らかの理由で諦めている人たち」
を「断念バイカー」と定義して、救済、応援していこうというイベントが開かれました。
イベントでは、ベテランバイカー代表として『仮面ライダー響鬼』でお馴染みの
細川茂樹さんが、「断念バイカー」代表のメイプル超合金のふたりへ
バイクの魅力をプレゼン。家電俳優として培ったプレゼン能力で
メイプル超合金を「断念バイカー」から卒業させることは出来るのでしょうか。
プレゼンテーターは仮面ライダー響鬼でお馴染みの細川茂樹さん
−−まずは、断念バイカーの真逆の存在とも言うべき、ベテランバイカーを代表して
俳優の細川茂樹さん、よろしくお願いします。
細川さんと言えば家電にお詳しいイメージですが、実はバイクもお好きということで。
細川:28の時に、バイク免許を取りまして。
−−今日のイベント会場にはバイクに乗りたいんだけど、
何らかの理由で諦めている断念バイカーさんがいらしてます。
細川:実にもったいないですね。
−−やはり、そう思われますか。
細川 :いや、やっぱりバイクの良さというのは、過去に乗られてた人なら、
分かると思うんですけど、視線も違いますし風も違いますし。
自然のなかで走るという、車とは違う良さを感じますね。
−−細川さんは断念バイカーの経験はないのですか?
細川 :ないですね。というのも、仮面ライダー響鬼をやったことで
「乗り続ければならない」という使命に駆られたというか。
−−子どもたちの夢を裏切れない?
細川:あとはその当時、見出しで「おっさんライダー」って書かれていて、
今はそれを精進している感じです。
−−こういう背中を見ながら、断念バイカーの皆さんにはぜひ乗り直してほしいなと。
細川:そうですね、押し付けがましくならない形で。ぜひもう一回。
こうね人生は一回きりなので目覚めて欲しいという気持ちが。
今日はそのあたりを、プレゼンしたいと思います。
−−出ました名言! 「人生は一回きり」
細川:「いつ乗るの?」という話ですよ。
芸能界を代表する「断念バイカー」メイプル超合金が登場
−−それでは、芸能界を代表する断念バイカーとしてメイプル超合金のお二人です。
メイプル:どうもー。
−−今日は「断念バイカー」としてご紹介したんですけども。
カズレーザー :えぇ、芸能界を代表する断念バイカーとして…………。
細川:見た目はレーサーっぽいけど、断念してるんだ。
カズレーザー:それにしても、なつさんの。よくこのサイズのつなぎありましたね。
安藤なつ:ギューギューですよ。股が特に。
−−改めまして細川さん。メイプル超合金が断念バイカーであることについて、いかがですか。
細川 :いやもうね、プレゼンにぴったりですね。
まずは、それぞれどんな断念バイカーか、お聞きしましょう。
診断しないといけないしね。
カズレーザー:やはり、僕も仮面ライダー好きですし、アニメも好きなので。
ヒーローってバイク乗るじゃないですか。だから憧れはずっとあるんですけど、
やはりこっち(お金)のほうですね。経済的な理由というやつですか。
事務所(サンミュージック)が大変なんで。
細川 :こんなに活躍してるのに?
さっき僕ね、裏で事務所のスタッフの方ともお話しましたけど、
ものすごい立派な方ですよ。スタッフの方。
カズレーザー :いやいやいや。
みんな歯を食いしばって頑張っているだけですから(笑)。
細川:それは理由にならないでしょ(笑)。
カズレーザー:いや、今までまったくお金ありませんでしたから。
だから、なかなか踏み切る勇気がないですね。
細川 :なるほどね。
−−経済的なところというのは、確かにありますよね。安藤さんはいかがですか?
安藤なつ:安藤さんはですね、もともとバイクは乗ってたんですけど。
今、大型の免許も取ってるんですけど。なにしろ時間が無くて。
細川 :あー。
安藤なつ :教習時間があと5時間くらい残っていて。あとそれと転倒ですね。
カズレーザー :あー、それありますね。
安藤なつ:ちょっと気になっちゃうんですよね。
細川;逆に言えば、転倒しても大丈夫なんじゃ。
安藤なつ :そこまでクッション性に優れてないです。
カズレーザー :痛みを感じない?
安藤なつ:感じますよ!
カズレーザー :打撃に強い?
安藤なつ:打撃強くないです!
ちょっと、転んだりしたら心配じゃないですか。
女性ですし。支える力も男性と違うし。
細川 :でも、やっぱりそれで断念しているとしたら、
ちょっともったいないですよね。
共感できる部分も当然あるんですけど、最初にお話したとおり「いつ」の部分、
「いつまで断念するの」っていう話じゃないですか。
カズレーザー :今、完全に「今でしょ」求められていたような(笑)。
「今でしょ」って言ったほうがいいのかな?
このタイミングで「今でしょ」言っても受けないような気がして、迷いが生じました。
一同:(笑)
細川茂樹の「断念バイカー」救済プレゼンテーションスタート
−−それでは、細川さん。こんなお二人のためにもプレゼンをお願いします。
細川 :行きましょう。こちらになります。
まずはバイクと言えば、「非日常を味わえる」。
カズレーザー ;ほ~。
細川 :バイクはやはり、爽快感がね。まさに非日常。
皆さんの普段の生活のなかで、風を切ってスピードを感じることあります?
カズレーザー ;いや、ないですね~。
細川 :ないでしょ。それをやっぱり思い出してくださいよ。
バイクですよ。天気のいい日に、バイクを走らせて風を感じる。
夜の街を走りながら、自分をリセットする。ないでしょ?
バイクに乗ることで、普段の生活から自分を切り離してくれるのが、
バイクならではの良さではないかと。「非日常を味わえる」。
カズレーザー :なるほど! 分かりました! 買いましょう!
細川 :いや、まだプレゼン途中だから(笑)。
2つ目行きますよ。「自己主張ができる」
カズレーザー :自己主張ねー。我々、苦手なんですよねー。
細川 :(笑)。いいですか。
ひとくちにバイクといっても125ccクラス、250ccクラス、400ccクラス、
それ以上の大型クラスと、排気量で分けることができるんですけど、
自分のライフスタイルやファッションに合わせてカスタムできるところ。
カズレーザー :おー!!
細川 :僕もですね、昔、アメリカンタイプのバイクに乗っていて。
カズレーザー :わーかっこいい!
細川 :シャコタンのね、アメリカンな感じの(笑)。
カズレーザー :なかなかヤンチャなスタイルの。
細川 :自己主張ですから(笑)。
「僕はこうやって乗りたい」という形を一つ作ると、
バイクを見ただけで、その人の人となりや、好きなテイストが分かってくる。
自分をアピールできる乗り物なんじゃないかな。
カズレーザー :自己主張ねー。
−−安藤さんは、過去にバイクに乗ってらした時は
スタイルとかこだわって、自己主張とかされてましたか?
安藤なつ:私も、以前、ヤマハさんのアメリカンタイプ
乗ってたんですけど。その時は半袖短パンでしたね。
カズレーザー :世紀末感あるよね(笑)。
安藤なつ :はい、世紀末で。後ろに(カズレーザーを)乗っけて
お笑いライブに行ってましたね。
細川 :ならば、その時の自己主張をもう一回思い出して。
カズレーザー :でも、その格好で会場に行くと、
スタッフに全然受けないんですよね。
「アイツラなんなんだ」「若手芸人としてどうなんだ」と。
細川 :それは時代が早かったんですよ。
今なら受け入れる世の中になっている。
今は個性バンザイの世の中ですから。
「自己主張、いつするの?」っていう話ですよ。
カズレーザー :あ、欲しがりますね~(笑)
メイプル超合金が理想のバイカーライフを妄想
細川 :「毎日がアクティブになる!」これいいでしょ。
カズレーザー :お、これいい響きですね。
細川 :ちょっと行くのを躊躇するような場所でもですね、
バイクがあれば「行ってみよう」と。
今の時代、SNS流行ってますよね。
「いいな」と思ったお店や場所に積極的にバイクを使って
足を運ぶことが出来る。
お気に入りの場所を自ら情報発信すると、
結果的に自分のコミュニティが、年齢や性別を越えて広がっていくのです。
つまり、行動範囲が今までよりもっと広くなって、
SNSを使ってさらに輪が広がる。
その機会のひとつに、バイクというのはアリだよねという話。
たとえば、紅葉がきれいな所で、自分の愛車を停めてカシャッと写真を撮るとか。
カズレーザー:かっこいいっすねー。
細川 :いいでしょ。季節ごとの写真を撮っていると、
何となく自分の愛車、相棒というのが。
カズレーザー :いいね~そういう生活。憧れる!
細川 :今言ったでしょ。「いいね」「いいね」って。
「いいね~」ってなるんですよ。
安藤なつ :なりますねー。なります!!
今ずっと「奥多摩ー」って浮かんでた。頭のなかに。完全に奥多摩に行ってた。
カズレーザー :別に、都内の中心部で良いんじゃないの(笑)
細川 :特にお二人はコンビ組んでらっしゃるから。
相方さん? という呼び方ですか?
その「相棒」がね。相方の良さ、相棒の良さというのを
一番わかってらっしゃるんじゃないかと。
カズレーザー :あんまり、よく分かってないです(笑)
バイクで考えると排気量がでかいみたいな。
安藤なつ:デカイ奴か。相方ね、、、
こんな派手なの、目立ってしょうがないですよね。
細川 :それこそ、自己主張ですよね。
−−ここで、おふたりのアクティブライフを想像してみましょう。
カズレーザーさん、バイクに乗って出かけるとしたらどこに行きますか?
カズレーザー :僕は北海道行ってみたいですよね。
色んな人から聞くんですよね。
「バイク乗ってたら北海道には絶対行ったほうがいい。すげえ楽しい」って。
細川 :信号のない道をずっと走るのとか、いいよね。うん。
カズレーザー :「何もかも忘れてただアクセルだけを握るのが一番かっこいい」
って聞いたことあります。それやってみたいですよね。
−−これはバイク乗ってる方には、最高ですよね。
細川 :バイカーの聖地だからね。
−−安藤さんは、バイクに乗ってどこに行きたいですか。
安藤なつ :いろは坂を攻めたいですね。
一同:おー。
カズレーザー :傾けて大丈夫? 倒れない?
安藤なつ :大丈夫、膝をこう、もう。
カズレーザー :ヤンチャな走り方だな。
オフィシャルの走り方じゃねえだろ、もう(笑)。
カズレーザー :細川さんのプレゼン、響きましたね。
バイク乗ってる方ってやっぱカッコイイ。
安藤なつ :カッコイイっす。
細川 :僕もね「今バイクあったらどこに行きたいか」って
問われた時に、「海かな、山かな」って考えたら。
やっぱり山派(ヤマハ)なんですよね。
メイプル:うまい! 上手いわ-!
カズレーザー :細っちですね(笑)。
メイプル超合金の不安を取り除くべく、ヤマハのトリシティ登場
−−細川さんの素晴らしいプレゼンテーションで、
おふたりは、もう克服できそうですか。
カズレーザー :うーん、いやでも、どうですかねー。
安藤なつ :まだ、不安は拭えてないですね。
カズレーザー :言っても、バイクってお高いんでしょう?
−−なかなか、踏ん切りつかないタイプのようですね。お二人。
それでは、これを近くで見ていただきましょう。
LMWテクノロジーを搭載した第一弾モデル、ヤマハトリシティをお持ちしました。
カズレーザー :かっけー。これ、触ってもいいですか?
触ったら、即購入とかならない?
−−それでも良いですよ(笑)。
どうです? 見た目が特徴的だと思いません?
前に2輪あることによって、路面の変化にしっかり追従して、安定感が高いんです。
細川 :僕もちょっと見させてもらったんですけど、これ、非常に安定感良いですよ。
メイプル: へー。
−−トリシティは曲がる時、身体を傾けて旋回しますので、
バイクに乗っている、あの爽快感が体験できます。
バイクって傾ける時の軽快さって絶対必要じゃないですか。
細川:そうそう。
−−しかも前輪が2輪になっていることで、
スリップによる転倒リスクを低減している。
メイプル:ほー。
細川 :安藤さんがおっしゃってたような、
バイクの不安な部分を解消できますよ。これ。
−−安藤さん、バイク乗っていたかと思いますけど、
停止前とか発進直後とか低速になったときってふらつきがちですよね。
安藤なつ :めっちゃ怖いんですよねー。今、教習所行っていて、
一本橋ってすごい、低速で細いところ通らないと行けないんですけど、
バランスすぐ崩すんですよ。
カズレーザー :難しいんだ。
安藤なつ :難しいんですよ。
−−ここでひとつ、ある調査結果を紹介したいんですけど、
テレビ雑誌でご活躍の流通ジャーナリストの渡辺さんの調査によりますと、
免許があるのにバイクに乗ることを断念している
要因として「購入費と維持費の高さ」が挙げられています。
カズレーザー :あー。
−−ただ、その一方で、トリシティのような125ccクラスの
バイクですと、年間で換算した場合の維持費は、なんと1日あたり208円。
カズレーザー : お、安い!
−−かなりお手頃なコストで所有可能という結果も出てるんです。
カズレーザー :1日208円?
安藤なつ :これから毎日、おにぎり2個減らします。
−−かなり現実的になってきませんか? 1日あたり208円ですよ?
カズレーザー :コーヒーとスポーツ新聞買わなきゃいいってことでしょ。
それ、超いいっすね。
−−そうなんですよ。
カズレーザー :でも、これ大丈夫?
なつさんみたいなデカイのが乗っても?
そうだ、なつさん。パワー気になるからエンジンかけよう!
安藤なつ :いやいや、無理でしょ(笑)。
カズレーザー :いや、俺とパワー比べやろうよ。
あ、すごい、赤いのも来た。
−−カズレーザーさんにぴったりな、赤でマットなんですよ。
カズレーザー :あーかっこいい!
安藤なつ :かっこいいじゃん!
細川 :この愛車に乗って、撮影現場に行ったら、かなりの自己主張になりますよね。
カズレーザー :全然倒れる感じがしない。すごい!
−−操作性、安定感があって、しかも維持コストが安いとなったら、
これはもう、断念バイカーのみなさんが
新たにチャレンジするには最適な選択の一つですよね。
細川 :そうですね。見ていただいて分かると思うんですけど、
乗り心地が簡単にフィットする。
−−安藤さん、乗り心地、座り心地はいかがですか?
安藤なつ :すっごい安定感ありますね。いい!
細川 :安藤さん乗ってても僕、後ろ乗れますからね。
カズレーザー :大丈夫ですか? おーかっこいい!
安藤なつ :ウィー!!!
カズレーザー :そんなタイプのバイクじゃないだろ。
そういう系のバイクじゃないんだから。
あー、でもいいっすねー。
安藤なつ:しっかり捕まっててよー!
細川 :安定感すごいな(笑)。
カズレーザー :ナチュラルエアバッグが付いてますから(笑)。
自分、バイクの免許持ってないんで、運転って難しいイメージがあるんですよ。
でもこれは、全然、ハンドル軽くていけそうですよね。
細川 :ハンドルも軽いし、ブレーキ操作も簡単なんで。
−−めちゃくちゃお似合いです。おふたりとも、堪能して頂けましたか?
安藤なつ :いいなー。これ。
カズレーザー :頂いて帰ろうかしら(笑)。
−−頂けるかどうかは謎ですけど(汗)。
今日は断念バイカーのみなさんが会場にいらしてるので、
後ほど講習会で体験していただきます。
細川 :どんな感想が出るか楽しみですね。
ぜひ、コーナリングとかちょっとした段差を体験していただきたいです。
安藤なつ、ヤマハのトリシティ即決購入なるか?
−−最後にメッセージを頂きたいのですが、お願いします。
カズレーザー :今まで経済的な不安とかあったんですけど、
今回いろいろお話し聞いて、ちょっと是非乗ってみたいですね。
安藤なつ :その前に免許ですね。
カズレーザー :そう! 免許取らないとね! 免許取ってぜひ乗りたいです。
安藤なつ :いや、もうめっちゃすぐにでも乗りたいですね。断念バイカーを卒業して。
カズレーザー :じゃあ、会場にあるだけ全部買っていきましょう。
安藤なつ :あるだけ買うとかじゃないから、バイクは。一台を吟味して買うやつだから。
カズレーザー :そうなの? じゃあ、今日、この場で購入ってことですね?
安藤なつ :聞いてました? 人の話? とりあえずバイク屋さんに行って………。
カズレーザー :え、買えますよね? ヤマハさーん、大丈夫ですよね?
一同 :(笑)。
安藤なつ :え、買えちゃうんですか? お、おいくらかな?
カズレーザー :オープン価格で行きましょう!
細川茂樹「バイクが家電になる日が来る」
−−それでは最後に、細川さんから全国にいる
断念バイカーのみなさんにメッセージをお願いします。
細川 :過去にバイク乗ってて、今躊躇してるっていうのは、
すごくもったいないと思うんですよね。
自分の愛車を長く乗るのもいいですし、
こうやって新しいテクノロジーに興味を持って、キッカケにするのもいいですし。
僕個人としては、いずれバイクも家電になると思ってます。
カズレーザー :あら?
細川 :もう、家電のひとつになると思いますよ。
カズレーザー :家電のひとつですか?
安藤なつ :それくらい身近になるってこと?
細川 :もう、どんどんどんどん、家の中入ってきますから。
安藤なつ :どんどん家の中に入ってくるって言いましたよ。今。
細川 :最終的に、ベッドの横にいる感じになりますから。
カズレーザー :意思持ってるってことですか?
なんかおっかない話になってますよ、それ。
細川 :そうです(笑)。
細川さんのプレゼンと、ヤマハのトリシティによって
断念バイカー卒業の糸口を掴んだ、メイプル超合金。
バイク芸人として、ひな壇でトークする日も遠くないのかもしれません。