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ゆうおお!(=優待大家の今日も勇往邁進!の略)

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YADOKARI(ヤドカリ)×家入一真氏がお金やコミュニティについて語るイベントに行ってみた。

更新日:

YADOKARI(ヤドカリ)と家入一真がコミュニティとお金について語るイベント@BETTARA STAND日本橋

先日、家入一真氏とYADOKARIのトークイベントに行ってきました。

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家入一真氏といえばロリポでおなじみのGMOペパボの人で
なんやかんやがあった結果、

いい感じに力が抜けてらっしゃると、生で見て感じました。
家入氏と同い年であり、クズである私は一方的に
シンパシーを感じた次第です。

イベント会場となったのが、BETTARA STAND日本橋。
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駐車場だった場所に、二基のコンテナを仮置きして
活用しているイベントスペースです。
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いざとなれば簡単に移動できる動産です。
払うのは固定資産でではなく、自動車税となり年間2万円。

屋根がないので建築物じゃない。
あと、壁も解体工事で見かける感のある囲いとか(一部)
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上下水道のインフラも、ワンタッチで着脱できるやーつを
開発したので、行政お墨付きの完全合法営業となっているそうです。
コンテナのひとつはキッチンカーみたいな感じで、
ドリンクやフードメニューを提供しております。
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ちなみにYADOKARI(ヤドカリ)とは
スモールハウス、タイニーハウスに関する情報を発信している
ウェブサイトです。
YADOKARI|スモールハウス/小屋/コンテナハウス/タイニーハウスからこれからの豊かさを考え、実践するメディア。

東日本大震災で家が流される様ををみて
35年ローンを組んで家を買う行為に違和感を感じ、
て立ち上げたメディアだそうです。

「住宅をダウンサイジングすれば
人生の通算可処分所得が数千万プラスになるので
旅行に行くとか趣味に打ち込むとか
クリエイティブな選択肢が増える」という仮説
のもと、ライフスタイルを提案しています。

私が所有する最狭小物件が6坪だったり、
ボロボロの家を再生した経験もあるので、
これまた勝手にシンパシーを感じます。

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味わいのあるモザイク壁もワークショップ形式で、
やってみたい人、勉強した人を募ってDIYだそうです。
これをコミュニティビルドと呼んでいます。

お手伝いは、
3000人からなるヤドカリサポーターが存在しているので
ソーシャルからやって来る人もいれば、
その様子を見て、地元の人が
「お、何かやっとるな」と参加することもある。

ので、コミュニティビルド自体が場のよいプロモーション
となっているのです。
このあたりはキンコン西野氏がたびたび口にする
「共犯者つくり」と相通ずるところです。
日本一説得力のある『クラウドファンディング入門』 : キングコング 西野 公式ブログ

ここから先はトークセッション時にとったメモの垂れ流しです。

家入さんの最近の活動、クラウドファンディングプラットフォームのキャンプファイヤー

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一番力を入れているのがキャンプファイヤー
なぜなら、あらゆる課題がクラウドファンディングの
プラットフォームに落とし込めるから。

炎上したスタディギフトもクラファンで包含できたのかもしれませんね。

家入さんの印象に残るプロジェクトは大規模なものではなくて
小さいもの。そこにインターネットの本質がある。

企業家の事業計画書、あんま見ない

ビジネスには興味がない。
起業したい子は事業計画書を持ってくる。
でも数字には興味がなくて、人間を見ている。

「なぜ、これをやるんですか?」と聞いて
「おもしろうだから。儲かりそうだから」
という答えだったら、つまり誰がやってもいい。
そこに必然性がない。
「自分はこう生きてきたので、この課題を解決したいんです」
だったら意味がある。人に紐づく。

小さな単位へのシンパシーは、足掻くことへの美しさから。

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僕自身がもともと、中学生の頃に引きこもりに。
その年齢の子どもは学校が世界のすべて。
そこからこぼれてしまうと無力感が。
引きこもって油絵描いていた。

新聞奨学生をやっていたが、
父親が病気になると続けるのも難しくなり
本格的に働き始める。

多感な時期に、居場所のなさを感じ続けた
自分の居場所になったのがインターネットだった。

居場所の解釈は
「自己肯定感が得られる」
「おかえりと言ってもらえる」
そんな場所。

世の中にいる居場所のない人たち、
こぼれ落ちてしまった人たちを見ている。

それで、小さなものに惹かれるのは
言葉は悪いかもしれないけれど、
力も金もない人が足掻くさまが美しいと思うから
魅力を感じ惹かれてしまう。

メディアには出てこない、捨てられた大多数の失敗に興味がある

たとえば本屋に行くと成功するための
方法について書かれた本がたくさんある。
「こうやれば成功できる」と。
勘違いしがちだが、「早寝早起きで大成功」
という本があったとして、
早寝早起きしているにもかかわらず、
ぜんぜん成功できなかった大多数が切り捨てられている。

裏に隠れている、失敗した人、叶わなかった人が
捨てられている。メディアにはけして出てこない。
彼らの声はどこにも載ってない。
ぼくは捨てられた大多数の失敗に興味がある。

クラウドファンディングの良さは誰でも声を上げられること

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クラウドファンディングのキャンプファイヤーには、
お金が集まるプロジェクトがあれば、
集まらないプロジェクトももある。
むしろ集まらないもののほうが多い。

「クラウドファンディングは誰でも夢を叶えられる魔法のツール」
というのは嘘なので言いたくない。
だけど、第一に大事なのが「誰でも声をあげられる」ということ。
声も上げられない世の中じゃ、ポイズン。

インターネットの本質は民主化

昔は不特定多数の人に対して
歌ったり踊ったりすることは芸能人だけがやっていた。
でも今はニコ生やツイキャスを使って誰でも出来る。
特権だったものが民主化された一例。

出版も民主化された。
電子書籍で誰でも出版できる。
民主化がネットの本質。

そういう意味では、クラウドファンディングは、
資金集めの民主化である。
銀行へ事業計画を提出したりしていた
資金調達を民主化。

遠くに行ってしまったものを、僕らの手に取り戻す。
それが民主化であり、ネットのツールとしての意義。

ハードルを下げることも、民主化

人と話すのは得意じゃない。典型的なネット弁慶だった。

ネットはコミュニケーションコストを下げている。
それは伝達コストであったり、感情のコスト。
ハードルを下げることもまた、民主化。

会社の理念に「やさしいひと」

自分じゃアポを管理できない。4つくらい入れてしまう。
破綻してるのでスケジュール管理は人にお願いしている。
ただ、たまにスケジュールが嫌になって、ふらっとどこかに行ってしまう。
そうすると、怒られる。
だから怒られない人と付き合う。
そうすることで自己肯定感が得られる。

会社の理念に「優しい人」というのを入れている。
面接で優しいかを確認してから採用している。
自分がドタキャンして社員に怒られたらそれは「優しくない」

甘やかしとは違う。信頼信用とは見返りを求めないことである。
逃げたり飛ぶのをひっくるめて任せること。
見返りを求めてしまうと、人はおかしくなる。

やさしい人は過去に何かある。
痛み、辛さが分かる人。そういう人と付き合いたい。

月5万で生きられる「人生定額」ビジネスをやりたい

月3万円、5万円で
住むところ、食べるもの、服、それと通信
が提供される「人生定額」ビジネスをやってみたい。

リバ亭(シェアハウス)では月2万円で生活する人もいる。
もし、2万円で生きられたら、生き方が変わる。
可処分時間が大きく増加するから。
一人暮らしだったら不可能だけど、
コミュニティ型でやれば実現可能。

ライフスタイルの変化は?

20後半で上場した時は夜景がきれいなマンションを借りてた。
一晩の飲み代が300万とかの生活。
今はそういうのない。むしろ恥ずかしい。

いろんなものを持ちたくないので住まいは賃貸。
住む場所は極論どこでもいい。

住まいのスペックにこだわりはない。
実家は福岡の田舎、天井からムカデが落ちてきた家。
それは嫌。
あとはインターネットが繋がってればOK。

いろんなものへの執着がなくなった。
物とか住むところとか。興味がなくなった。
こだわりは何もない。趣味もない。申し訳ない。
でも、本を読むのが好き。
空っぽです。夢とか無いです。
夢は要らない。日々目の前のことをやっている地味な人間。
ほっとする時間もない。死んでもないし生きてもない。
基本的に心がフラット。怒らない。

希望について

希望や夢を持つから絶望する。
今の日本に繋がる状況。
村上龍『希望の国のエクソダス』
「この国にはなんでもある。だが、希望だけはない」
豊かになったその先に何があるのか、に今直面している。

少子高齢化で経済は縮小する。セイフティネットも崩壊する。

だとすると、「これからの課題にどう向き合うか」
くらいしか日本にのこる意味がない。
個人の幸せだけ追求するなら海外に行ったほうがいい。

高度経済成長で目指すものが会った時代は幸せ。
みんなで頑張ろうと思える。
それが実った先は誰も示せない。

 

マネジメントしないマネジメント

マネジメントしないマネジメントをしている。
マネジメントすると固くなる、
想定外が起きるとあたふたする。

マネジメントしてないから
リバ亭(シェアハウス)のプノンペン支社とか勝手にできてて
挨拶されたりする。
いかにマネタイズをしないで物事がうまく回るか。
従来お金を取っていたものを無料にしたらどうなるかを考えるのが好き。

カルマキッチンがまさにそれ。
(食事代は請求されないが、任意で次の人の食事代を置いていく)

カルマキッチンとは?

 

アルゴで世界が狭くなっている

Amazonで買い物すると、おすすめが表示される。
Facebookのタイムラインに出る人も友達全員ではなくて
親しいと定義された人。アルゴリズムで世界の見える範囲が決まっている。
偶然の出会いとかがない。

ネットが窮屈。
いい人ポイントを稼ぐようになる。
いいことしている人は与信がある。
評価経済。
でも、いい人であらねばならなくなる。
それだとアニメ『サイコパス』の世界。
犯罪係数を計測されて処刑される。
それはしんどい。

ライバルは親鸞

親鸞がライバル。
親鸞の言葉で好きなのは「悪人正機」。
「いい人が救われるなら、悪い人はなおさら救われるべき」
という考え。

髪は伸ばすし、酒は飲む。山から降りる。
常にダメな人間の側にいた。

ダメを自覚できる人間は最強

格好良く見せない。
生きるハードルをなるべく下げたい。
「高すぎるハードルはくぐればよい」BY けんすう

人は疲れると死ぬ。

現代社会のストレスやいじめは、自然界のライオン。
悩んでいる人はうさぎ。
うさぎにライオンに立ち向かえと教えますか。
まず逃げる。逃げてから考える。

 

あえて答えを出さないようにしている

最近、自分のバイオリズムと付き合えるようになってきた。
「人に会いたくなくなるだろうな」と思ったらアポ減らして一人に。

今はもう、がんばれがんばれの時代じゃない。
大きければいい時代じゃない。大きい組織は逃げ遅れる。
一方で、自分が関わる会社は大きくしたい思いもある。
経済圏、動かせるお金が増えれば、よりダイナミックになるから。
だから相反する気持ちが同居している。
答えを出すとどちらかを捨てることになるので、そのまま。

 

地方創生には匂いを感じない。

地方創生に匂いを感じない。あれは仕組みから考えるアプローチ。
お金どーん! コンサルわー! だと本質じゃない。

本質は、島根県海士町に移住する人々による
ストーリーの集積、にある。

【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」 | 灯台もと暮らし

遠くのものと比較してはいけない

ここでしか見れないもの。
ここでしか食べられないもの。
を大事にする。

遠くと比較すると負けになってしまう。
東京と比べてどうとか。
「シリコンバレーに負けるな」も同じこと。

人も然り。承認欲求のお化け。
遠くの良くわからない人たちにも
認めてもらいたいと思うと、しんどくなる。

 

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