入居も決まったことですんで、
ここはひとつ、活動内容の振り返りも兼ねて
沼のクルーンでわかりにくく例えてみたいと思います。
わたくし優待×大家のような駆け出しだと
ポップやくねくねミラーやプレゼントなど定番の施策に力を入れます。
もちろんそこも、とても重要なのですが、
それはいわば、クルーン3段目だけをいきなり攻略に行っているようなものだったりします。
1段目と2段目を攻略していないと、そもそも3段目に玉がこないですよね。
1段目は、言うなればWEB検索で弾かれないこと。
ゼロゼロ物件が当たり前のエリアで敷1礼1の物件があったとしても
多くの人がスルーする結果になります。
家賃の設定が、エリアの相場レンジに収まっているか。
多くの人が予め決まった予算の範囲で条件がよい物件を探しています。
「物件があまりにも素晴らしいので、当初の予算より1万多くだします。」
という人は極めて少数です。
ここを無視して、思い入れや強気で家賃設定すると
せっかく素晴らしい内装であっても、問い合わせや内見に至らないということに。
2段目は客付け会社にとって魅力的な条件になっているか。
内見にこぎつけても、営業が物件をディスりまくれば、
当て馬のような扱いに成りかねません。
入居者決定の流れの中で、客付け会社の持つウエイトというか裁量は多い。
彼らの営業能力（さじ加減）で微妙な物件に入居者をつけることも可能です。
というわけで、3段目を頑張っているけど結果に結びつかない時は
1段目や2段目の攻略に目を向けてみてはどうかというお話でした。
