毎号届くパーツを組むとF-4EJ改(ファントム2)ができあがる
TVCMでお馴染みのアシェット社より
同社の分冊百科の最新企画『航空自衛隊F-4 EJ改をつくる』
の創刊号をレビュー用に提供いただいたのでさっそくレビューします。
F-4EJとはF-4Eを日本向けに改修した機体で、
アメリカから部品を輸入して三菱重工業でのノックダウン生産。
同社によるライセンス生産した機体となります。
F-4のライセンス生産が許可されたのは日本が唯一です。
そんな国産機であるF-4EJの機体寿命延長と能力向上を
目的とした改修を行った機体が、F-4EJ改となります。
門外漢のくそニワカである私にも
航空自衛隊の凄い飛行機ということが伝わってきます。
そんな神機、F-4EJ改が全長60cmというすごいスケールで
家にやってきちゃうのが、アシェット社の
『航空自衛隊F-4 EJ改をつくる』なのです。
創刊号の実寸大サイズ折りを展開すると存在感の凄さが伝わってきます。
しかも精巧なダイキャストモデルだという。
定期購読を申し込むと色々と特典があるそうです。
ガチ勢は検討して下さい。
おとなの優雅な趣味、といった趣となっております。
『航空自衛隊F-4 EJ改をつくる』が凄いのは
精巧なダイキャストモデルというだけでなく、
動いて、光って、音がなる。という点です。
ザクのモノアイ光らせるために麦球埋め込んでた時代とは隔世の感がございますね。
リモコンスイッチ押すと音がなるギミックがあれば、
もう口で「ビューン、シュババババババ」と言う必要がなくなります。
なおF-4EJ改に搭載された脅威のギミックの数々については
こちらの動画も御覧ください。
「そんなギミック付いてると組み立てが難しいのでは」
と思うところですが、そこは丁寧な組立ガイドがついてるので、
説明書の手順に従って下さい。
これが創刊号に付いてきた組み立てパーツです。
コックピットあたりから攻めてます。
付録にはギミックを紹介する動画をおさめたDVDも付いてきました。
このスタートアップDVDを見ることでF-4EJのギミックの全貌がわかります。
長いマラソンで脱落しない工夫として
モチベーションが維持しやすいのではないでしょうか。
なお、実際に組み立てるにはABS用の接着剤が必要となりますので
パーツを開封する前に接着剤を用意しておくことをおすすめします。
余談ですが、タミヤカラーを使った
汚し塗装テクニックについても解説しており
ウェザリングと呼ばれる手法のなかで
ベーシックな位置づけのドライブラシのやり方を取り上げてました。
モデラーとして経験値のある方は素組じゃなくて
塗装にも挑戦すると、より楽しめそうです。
さて、本誌であるミニマガジンもコンパクトながらも
いろいろな情報を網羅しており
航空ファンや軍事マニアや自衛隊が好きな人には
たまらないものがあるのだろう、といった印象を持ちました。
1月11日創刊の週刊『航空自衛隊F-4 EJ改をつくる』 が気になる方は
公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
週刊 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる!
週刊 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる!(1) 2017年 1/25 号 [雑誌]