先日のなっちークリスマスパーティーで、
内本智子さんにお目にかかる機会がありまして
御著書を恵贈いただいたのでそのレビューとなります。
当代からスタートさせた女流大家さんとしては
最高峰に近い位置に居る方ではないでしょうか。
「いや、私のほうがもっと凄いざます」という言う方がおりましたら
楽待で取材に行きますのでお知らせ下さい。
内本さんの活躍はとどまるところを知らず
フジテレビ「バイキング」や、テレビ朝日「グッドモーニング」にも
ご出演されています。
僕もバイキングで地引網のやつとかやりたいです。
初期の企画なのでおそらく終了しています。
さて、今回の新刊は、既刊本の改訂という位置づけとなっております。
手法を進化させ続けてきたからこそ、改訂版が出せるという
ところもありますので「焼き直し」と侮ってはいけないのであります。
内本女史の投資履歴を拝読しますに
第三フェーズ(私が勝手に命名)からの
伸び方が真骨頂であり未知の世界です。
僕視点ですと
第一フェーズ→わかるわかる
第二フェーズ→想像がつく
第三フェーズ→異次元
という感じです。
ブーストのかかり方がすごい。
しかしながら、本書を通して内本女史が自身の投資手法を
読者に押し付けるつもりは毛ほども持っておらず、
その点は冒頭でしっかりと明言されております。
でないと、世の中の99%の人が関係ない本になってしまいます。
しっかりページを割いて
月キャッシュフロー20万を目指す方への
アドバイスやモデルケースを提示しているので
初心者の方やメガる予定が無い方も手にとってみてはいかがでしょうか。
p260で内本女史は「スモールスタート」の大切さを説いており
「ああ、これは拙著『サラリーマンのままで副業1000万円』
(WAVE出版から好評発売中)で原則の一つとして
取り上げた内容と同じじゃないか」
と思った次第です(宣伝)。
大切なのは規模の大小ではなく、ゴールをしっかり設定すること
自身の手法を常に進化させることなのだと思わせる内容であり、
そのスタンスは多くの大家さんにとって学びとなるでしょう。
なお、P120の、
×土地値以上
◯土地値以下 ではないかという印象を受けたので
第二版から直るのではないかと思った次第です。
当方の指摘が正しかったら扶桑社さんから
何か送られてくるにちがいありません。